財産評価とは、金銭以外の財産を金銭に換算することです。財産評価が必要となる場面は、様々です。
例えば、財産の売買において対価が適正かどうかの判断材料の一つとして、また、手持資産の現在価値を知りたい場合、そして、相続や贈与の時などです。
税務においては、相続の発生や贈与を行ったときに財産評価が必要になります。財産評価は、時価であるとされていますが、財産評価の統一的な定めとして「財産評価基本通達」が公表されています。
そして、それぞれの財産についての評価の仕方がこの通達の中で財産の種類ごとに明記されています。
具体的には、土地等の評価においては、評価額証明書、全部事項証明書、公図等の資料を基に現地を確認して評価を行います。

Reiko Machida