業務内容

記帳指導

確定申告をするにあたっては青色申告と白色申告の2つの方法があります。白色申告と違い青色申告には特典があります。青色申告の特典を受ける為には、日々の取引を正確に記帳しなければなりません。自ら、記帳することで証拠能力を有することになります。

事業用の現金と、生活用の現金とは区別し、事業の現金出納帳は、実際の現金有高と一致するか確認することです。

 

取引の内容を正規の簿記の原則に従って記録し、かつ、その記録に基づき作成した損益計算書及び貸借対照表等の所得に関する明細書を添付することになります。具体的には、現金出納帳、預金出納帳、経費帳、売掛帳、買掛帳、固定資産台帳です。また、正規の簿記は、仕訳帳、総勘定元帳からなります。仕訳帳は前述の出納帳等で代替することができます。そして、総勘定元帳から損益計算書、貸借対照表を作成します。会計記録は、検証可能性を確保して証憑書類を整理保存することを要求しています。証憑書類を整理し、いつでも会計記録と突き合わせ可能な状態で保存する必要があります。

 

整理の意義は、紛失の防止と、迅速に証憑書類を確かめることができる状態、つまり、すぐに取り出せる状態に常にしておくことです。証憑書類を丸めたり、ただ封筒に入れておいたりすることではありません。日々の記帳と証憑書類の整理は大切なことです。

 

 

黒岩 亘
Wataru Kuroiwa

 

 

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